御影石について

御影石とは

御影石とは

御影石は石材としての名称であり、一般的には火山岩の深成岩に分類される花崗岩の事です。御影石の正確な定義としては以下の様になります。

  • 主成分が石英と長石で、他に10%程度の有色鉱物 (黒雲母等) を含み、全体的に白っぽく見えるもの
  • 成分中にナトリウムとカリウムの含量が少ない非アルカリ岩質である事

しかし、有色鉱物の含有量が多い (30%程度) ものは、分類的には斑糲岩や閃緑岩であり花崗岩ではありませんが、これら石材も含まれる鉱物の色によって黒御影石、桜御影石、赤御影石などと呼ばれています。御影石の中でも最高級品の1つである本御影石は兵庫県で採取されたものであり、これら御影石とは区別されています。

御影石の特徴

吸水性が低い

御影石はマグマが長い期間をかけて地中深くで冷えて固まったものであるため、密度が高く吸水性が低いという性質があります。
しかしその一方で、石材の側面や裏側にセメントなどがあった場合、その灰汁を吸い上げる性質があります。そのため、表面は濡れ模様やエフロレッセンス(白華)が発生しやすく、何も対策をしていないと大きく美観を損ねてしまいます。

固くて耐久性がある

上記でも触れた通り御影石は密度が高く、さらに石英および長石が主成分である事からモース硬度は6~7となり、石材の中でも非常に硬い部類になります。この事から日本では古くから墓石などに広く用いられています。

汚れが付着しやすい

御影石は石灰岩とは異なり、石材自体が化学反応を起こす反応基を持っています。よって、御影石は化学的に汚れが付着しやすい性質があるといえます。特に化学反応により付着した汚れは通常の洗浄方法や一般の洗剤では落とすことが困難です。

薬品に弱い

一般的に御影石は薬品に強いという性質があるという認識がありますが、主成分が石英および長石である事に由来しています。しかしそれ以外の成分も多く含まれているため、この様な認識を持って御影石を扱うと美観を大きく損なう事があります。さらに石英や長石は強アルカリの液体、フッ素、リン酸を含む液体に弱いため、これらに長期間晒す事で御影石全体の輝度や艶が損なわれたり、白く焼けてしまう事があります。

御影石の洗浄には

御影石の洗浄には、御影石に対する正しい知識を持つと共に、付着した汚れに対して正しい洗剤の選択が必要です。弊社では御影石の汚れに応じた各種洗剤を取り扱っております。

御影石のコートには

御影石のコートには浸透タイプのコート剤を塗布することで裏側からの水分の吸い上げおよびエフロレッセンス(白華)の発生を防ぐと共に、石材表面への汚れの付着を抑えることが出来ます。弊社では御影石の性質や特徴を応用した御影石専用のコート剤をご用意しております。

このページのTOPへ